がれきの下敷きになったら…“やみくもに声をださない”、“物を使う”がポイント
藤森祥平キャスター:
がれきなどの下敷きになった場合、私たちがとるべき行動を防災都市計画研究所の高橋洋さんに聞きました。

大きな音を出して自分の存在をアピールしようと考えると思いますが、声を出し続けるというのは体力を消耗してしまうため、やみくもに声を出さない方が良いということです。周囲に人の声や救助犬の鳴き声が聞こえるときは何か音を出して、救助隊の呼びかけに応えるようにすると良いといいます。

また、物を使って居場所を知らせるのも良いそうです。スマートフォンの機種によっては、設定をすることで「緊急SOS」のアラーム音を出すことができます。
トラウデン直美さん:
日頃から設定しておくことがすごく大事だと思いますが、きょう(1月17日)のように阪神淡路大震災の節目などにもう一度確認をして細かい情報を覚えておけば、いざというときに思い出すことがあるかもしれません。節目節目で「覚えておこう」と確認することは大事だと思います。
小川キャスター:
「緊急SOS」の画面は見たことがあっても使い方がわからないという方もいると思います。知っておくということが必要ですね。

慶応大学医学部教授 データサイエンティスト 宮田裕章さん:
知った上で、今回はデジタルを使って全体として改善していかなくてはいけない点が浮かび上がりました。
ひとつは悪意のある誤情報です。偽の救助要請によって、本来助かる人たちに向けられるリソースを無駄に使ってしまいます。他人の命を危険にさらす行為でリスクのある行為だとしっかり周知をしていくことも必要だと思います。
もうひとつは、現代社会、携帯を持っている人は少なからずいますので、“生き埋め”が発生したエリアである時点から発信が途絶えている場合には「何か起こっているかもしれない」と推測できます。プライバシーに配慮しながら、そういった情報を救助に行く人たちと共有できないかということも含めて、これを機にデジタルでできることをもっと改善していく必要があるのかなと思います。

















