山形屋といえば、こちらの紙の手提げ袋。
買い物や贈り物などで多くの県民に使われているこの袋は、これまで無料でしたが、あす3月1日から、有料化されることになりました。

3月から有料化されることになったのは、山形屋のロゴの入った紙製の手提げ袋です。
価格は税込みで、白い袋は11円、茶色いクラフト袋は33円、ワイン用の袋は55円で、鹿児島・宮崎の各店舗やサテライトショップ、山形屋ストアなどが対象となります。

山形屋は2020年にプラスチック製のレジ袋を有料化し、客にマイバッグの利用を促してきました。しかし、無料の紙製手提げ袋の利用が増えるなどし、おととしの使用量は前年より11.4トン増加しました。

そうした中で、環境保全に関する取り組みをさらに進めるため、3月から有料化することを決めました。

山形屋広報室の坂口博英部長は、「コロナ禍から経済活動も徐々に活発化し、紙手提げ袋の使用量も増えています。お客様にはご負担をかけるかもしれないがご理解いただければと思います」と話しています。