防災とボランティア週間に合わせて、福島県いわき市の中学校では「水害から命を守る授業」が開かれ、生徒たちが早期避難の重要性などについて学びました。

「水害から命を守る授業」は、いわき市の内郷第二中学校で開かれ、1年生22人が参加しました。講師を務めたのは、内郷消防署の署員で、垂直避難や避難のタイミングなどの重要性について説明しました。

その後、生徒たちは班ごとに分かれて内郷地区の地図を使い、去年9月の台風13号で被害にあった箇所にしるしをつけ、避難所にどのような経路で向かえば安全かなど、消防署員の話を聞きながら自分たちのハザードマップを完成させました。

生徒「川が氾濫して浸水とか起きる前に早めに避難しようと思いました」

消防署員「今日生徒さんには早期避難の重要性とすぐ避難するということを未来につなげていっていただきたい。」

消防署では、今後もこうした授業を開くことで、避難の重要性を再確認してもらうとともに、水害で得た教訓を未来に伝えていきたいとしています。