山梨県警の20代の男性巡査が違法なオンラインカジノで複数回にわたり合わせて数万円を賭けたとして書類送検されていたことがわかりました。

山梨県警本部

賭博の疑いで書類送検されたのは去年4月に県警察学校に入校した20代の男性巡査です。

県警関係者によりますと巡査は警察学校に在学中の去年、違法なオンラインカジノで複数回にわたって数万円を賭けた疑いがもたれています。

情報提供をもとに県警が任意で捜査したところ、巡査のスマートフォンからオンラインカジノを複数回利用した形跡が確認されたということです。

巡査は数十万円の借金があり任意の調べに「お金が欲しくてやった」などと容疑を認めているということです。

県警は去年8月に巡査を書類送検し、警察官の信用を失墜させたとして本部長訓戒処分としました。

巡査は依願退職しました。

県警監察課は「職員のさらなる綱紀粛正に努めてまいりたい」とコメントしています。