長崎市内の個人宅に能登半島地震に便乗し、消防局職員を名乗って個人情報などを聞き出そうとする不審な電話が相次いでいて、消防などが注意を呼び掛けています。

長崎市消防局によりますと、今月9日、長崎市内の個人宅に消防局の職員を名乗って、「能登半島で大きな地震がありましたが、備えはしていますか?」「災害があった時に頼る家族は近くにいますか子どもさんの名前や住所を教えてください」などと尋ねる不審な電話がありました。

同じような電話は先月25日から今月12日までの間、長崎市内で6件が確認されていて、詐欺に向けた電話の可能性があるということです。

消防局は家族構成を聞き出すなどする電話は詐欺を疑い、一旦電話を切って消防などに事実を確認するなど被害防止に努めるよう呼びかけています。