長崎県北地域と福岡・佐賀を結ぶ西九州自動車道の一部区間が14日、開通しました。

14日、開通したのは西九州自動車道を構成する「松浦佐々道路」のうち、松浦インターから平戸インターまでの全長7.5キロの区間です。

今回の開通によって松浦インターから平戸市中心部までの所要時間は約6分短縮されます。

県北地域での企業誘致や観光の活性化が期待されるほか、土砂災害のリスクを避けた道路確保にもつながります。

開通式典で平戸市の松尾有嗣市長は「開通は長年の地域の願いであり、県北地域の交通利便性を飛躍的に高める大変重要な一歩」だと挨拶しました。

西九州道の全線開通に向け、県内では平戸・佐々インター間、約12キロの工事が続いています。