各世代のトップランナーがタスキを繋ぐ、全国都道府県対抗駅伝。女子はきょう(14日)、男子は21日に開催されます。その岡山県代表として、話題の「3人きょうだい」が出場します。兄2人妹1人…「黒田3きょうだい」です。
3人揃って全国都道府県対抗駅伝に出場「黒田3きょうだい」
【画像①】の兄の黒田朝日選手は、玉野光南高校から青山学院大学に進学し、今年の箱根駅伝では区間賞と大活躍しました。

また【画像②】の弟で高校生の然選手、妹で中学生の六花選手も、全国トップレベルの活躍を見せています。

箱根駅伝後に岡山に帰省した朝日選手ら、話題のきょうだいを取材しました。
長男・黒田朝日選手は箱根駅伝「花の2区」で区間賞


岡山県総合グラウンドに現れた、長いサイン待ちの列。【画像④】のように、感激のあまり嬉し涙を流す生徒も。
(黒田朝日選手)
「こんなになるとは、思っていなかったです」

青山学院大学のエース、黒田朝日選手(19)です。今年の箱根駅伝では、花の2区で7人抜き。青学大の総合優勝に大きく貢献した区間賞の走りが話題となりました。

(黒田朝日選手)
「どれだけ振り絞って前と差を詰めて3区に渡せるか」
ー走り終わった後の記録を見てどう思いましたか?
「もうびっくりしましたね本当に。え、区間賞だったの?みたいな」

箱根駅伝を終え帰郷した朝日選手。この日は、母校の玉野光南高校陸上部の練習場所を訪れました。
(玉野光南高校陸上競技部顧問 土井田匡徳先生)
「すげえ!ちゃんと箱根って書いてある」
見せてくれたのは、箱根駅伝の「優勝メダル」です(【画像⑧】)。

(土井田先生)
「めったに見ることない。後で写真撮らせて、メダルの」
(黒田選手)
「僕じゃなくて?僕じゃなくてメダルの?」

(玉野光南高校陸上競技部顧問 土井田匡徳先生)
「活躍してくれたらな、と思っていたのが…早いですね。思ったより早かったですね」
「ある意味天才…」
