能登半島地震の地震活動について、気象庁は過去に日本海沿岸で発生した3つの大地震を例に、地震の発生から1か月以内に再び規模の大きな地震が発生しているとして注意を呼びかけました。

気象庁によりますと、能登半島地震の地震活動は、震度7を観測した今月1日からきょう午前8時までに、震度1以上の地震が1338回観測されています。

震度別では、震度7が1回、震度6弱が1回、震度5強と震度5弱がいずれも7回、震度4が39回、震度3以下が1283回となっています。

1日の地震発生当初と比較して一日あたりの地震の数は減っているものの、きのうも震度1以上の地震を19回観測するなど、依然として活発な地震活動が続いています。

一方、マグニチュード3.5以上の地震も、震度7を観測する地震が発生した1日の午後4時10分からきょう午前8時までに485回となり、2016年の熊本地震や1983年の日本海中部地震よりも多い状態が続いています。

気象庁の担当者はきょう、震度7を観測した今回のマグニチュード7.6の大地震について、過去に日本海沿岸で発生した3つの大地震、▼1964年の新潟地震(マグニチュード7.5)、▼1983年の日本海中部地震(マグニチュード7.7)、▼1993年の北海道南西沖地震(マグニチュード7.8)の3つの例を挙げて、いずれも地震の発生から1か月以内に再び規模の大きな地震が発生しているとして注意を呼びかけました。

気象庁地震火山部 下山利浩 地震情報企画官
「例えば北海道南西沖地震だと、7月12日にマグニチュード7.8があって、その後、また8月8日にマグニチュード6.3の大きな地震が起きている。1か月程度以内に、また大きな地震が発生しているという事例がありますので、注意していただきたい」