“生きづらい”世の中を変えたいと願う女性。


排除された女性:
「声出した方がいいって分かってるけど出せないっていう状態で、今後この日を思い出したときに、この日、声をあげなかったことを、自分は絶対に後悔すると思って」
「私何の法律に違反してるの?」
「え、まじか? こんなに大勢いるの警察なのか、この国ってヤジ飛ばしただけで排除されちゃう国なんだって」

政治に何とか声を届けたいと考える男性。

排除された男性:
「この国はさ、個人が権力者に対してものをいうことを警察権力で規制するの?」
「違う違う」
「でも今やっているのはそういうこと」

映画を見た人からは、憤りやもどかしさのほか、政治に対して声をあげることの意味を改めて考えさせられたという声も寄せられているといいます。

山崎裕侍さん:
「表現の自由というと硬いテーマに見えますけども、もっと自分の生活とか自分の人生とつながるところを見つけられる映画になっていると思いますので、もうちょっとハードルを下げて見ていただければと思っています」


ヤジから権力や政治の在り方を考えるドキュメンタリー映画「ヤジと民主主義 劇場拡大版」は、長野市の長野千石劇場で12日から、山形村のアイシティシネマで19日から上映されます。