1日の地震で市内全域で断水が発生した富山県氷見市。10日が経ったいまも一部の地域で断水が続き、その復旧工事が急ピッチで進められています。蛇口をひねると水が出る“当たり前”だった光景。断水復旧の待望の瞬間に密着しました。

連日、断水の復旧作業が続く氷見市。山あいに位置する久目地区でも、11日朝早くから作業が進められていました。

一部の住宅ではすでに断水が復旧していますが、破裂した水道管を境に久目地区の60世帯では水が出ない状態が続いていました。

この久目地区に住む盛藤健二さん、75歳。地震から10日経った今も住宅では断水が続いています。74歳の妻と2人暮らしの盛藤さん。1日2回、給水場と自宅を往復し、何とか凌いできました。
盛藤健二さん:「給水場から水を運んでくるのもひどいしね、水が自由に使える状態になれば一番いいけど」

  













