待望の仮設トイレだが、問題点もあった

一方で、仮設トイレの問題点も目にしました。避難所の一つ、輪島市ふれあい健康センターでは、3日時点で仮設トイレが設営されていましたが…。トイレに入りたくても入れない高齢女性がいたのです。
女性は足が不自由で、トイレに入るための数段の段差を上がることができませんでした。私が補助して女性はようやくトイレを済ますことができました。

被災地が抱えるトイレの問題。大阪市で仮設トイレを製造する会社「ビー・エス・ケイ」に聞きました。同社は経済産業省から要請を受けて、珠洲市と輪島市の避難所に仮設トイレ10棟を設置。さらに携帯トイレ10万回分の発注を受けて、石川県に出荷したということです。

