「簡易トイレの段差は、何のためにあるのか」
三谷社長によりますと、仮設トイレは汲み取り式で、便をためる空間をつくるため、段差がどうしても必要になってしまうということでした。しかし三谷社長は、「フラットなトイレは必ず必要」と話し、災害関連死のリスクを減らすための『使えるトイレ』が必要だとしました。


11日現在、輪島市の断水は、ほぼ全域でまだ続いている状況です。また仮設トイレはすべての指定避難所に行き届いていて、輪島市内で191個設置されているということです。
目にしたトイレの光景、避難者の声。災害関連死リスクや衛生的な観点からも、トイレのいち早い復旧や快適トイレの導入、簡易トイレの備蓄は、優先順位を高くすべき支援だと考えられます。
(MBS報道情報局 記者 田中万結香)