正規雇用を目指す若者を支援するための研修プロジェクトの開講式が10日、上田市で開かれました。

プロジェクトは、人間関係で一度仕事をやめるなど就職活動に自信が持てない若者などを対象に、学び直しの機会となるよう、上田市が2014年から実施しているものです。

開講式には市内に住む20代の10人が参加。

2か月間、座学と企業での実地研修を通じて正社員を目指します。

研修生 竹田茉生(まき)さん:
「就職活動って正直マイナスの考えが多いじゃないですか、ちょっと嫌だなみたいな。次の人たちに悩んでいる人とかがいたら、楽しかったよって言えるようなそういう2か月にしたいなって思っています」

座学では、同じ年代同士で課題について考えるグループワークを行うほか、目標を達成するための行動計画の立て方などを学びます。

また、企業研修では上田地域のおよそ50社などから希望する職場を選び、およそ20日間、仕事を体験します。

その後、互いに条件があえば研修先で正社員として働き始めるということです。