輪島市門前町の漁港では海底が隆起 漁業に影響も
被害が甚大なのは、町だけではありません。
東京大学地震研究所が海岸の地形調査を行ったところ、こちらの鹿磯漁港で約3.9メートル隆起したと推定され、さらに砂浜が3.2メートルほど隆起するとともに、約250メートルにわたり海岸線が海側に移動していたことがわかりました。

本来、波消しブロックの前に海があるはずですが、上空から撮影した写真を見ると波打ち際が離れたところにあるのがわかります。地元漁業関係者によると、「門前町はスルメイカ漁が盛んだったが、これでは生活が成り立たない」と不安を抱えていました。
