甚大な被害が出た能登半島地震の被災地を支援するため、6日、鳥取県の職員をはじめ35人が、石川県に派遣されました。

派遣隊は総勢35人。

鳥取県職員に鳥取、米子、倉吉、境港の4市の職員らが加わり、関西広域連合により鳥取県の支援先と決まった石川県志賀町に派遣されます。

出発式では、平井伸治知事が隊員を激励しました。

鳥取県 平井伸治知事「町や住民の皆様、その苦労と向き合っていただき、大きな力を発揮していただくことで、これからの未来の光を見い出すことができるのではないかと思います。」

断水や避難生活が続く志賀町からは、衛生状態の悪化や感染症の兆候なども報告されていて、派遣隊には保健師も加わり、避難者の健康確認や支援物資の仕分け作業などに当たります。

派遣隊 伊藤智子隊長「被災された方の言葉を聞きながら、気持ちに寄り添うことだと思っています。」

第一陣となる35人の派遣は、1月10日までですが、支援活動は長期にわたるとみられ、県内の市町村も加わって、第二陣以降の編成も引き続き進められています。