年明けから、能登半島地震、羽田空港の航空機事故、山手線内の刺傷事件など、ショッキングなニュースが続いています。目に飛び込んでくる惨事の数々に、感情移入し、メンタル不調につながるケースもあるようです。
子どもはもちろん大人も、衝撃的な映像を繰り返しみることは避けてほしいと、専門家が注意を呼び掛けています。

2024年は年明け早々、惨事の連続でした。1日の能登半島地震に続き、2日には羽田空港の滑走路で日本航空と海上保安庁の航空機が衝突し炎上しました。
にわかに信じがたいニュースが、テレビやSNSなどで発信される中、繰り返し情報を見続けることには注意が必要です。
兵庫県こころのケアセンター 上席研究主幹 大澤智子さん
「専門用語で『過覚醒』って言葉があるんですけど、誰かが危険な目に遭っていることによって感情移入したりとか、共感したりっていうようなことから、自分に同じようなことが起こっているみたいに想像してしまいます」