能登半島地震を受け、福島県は、石川県の被災地に向けて、保健師を派遣しました。

最大震度7を観測した能登半島を震源とする地震では、これまでに石川県内で92人の死亡が確認され、242人が安否不明となっています。

福島県は、国からの要請を受けて、石川県能登地方に保健師を派遣することになり、5日、県庁で第一陣の出発式が行われました。

5日から派遣されるのは保健師2人と事務1人のチームで、3人は避難所で被災者の健康チェックにあたるほか、車や自宅で避難している被災者への戸別訪問などを行います。

派遣される保健師・風間聡美さん「今回、大きな地震と津波ということで(東日本大震災と)同じような状況にあるので、皆さんのご心情を察しながら寄り添った支援をしていきたい」

県は、1週間での交代で、あわせて11班を派遣する予定で、5日に派遣されたチームは6日から被災地で活動を始めるということです。