4日から新潟市では、罹災証明書の申請受付が対面で始まりました。
『罹災証明書』は、義援金や保険金の請求手続きなどに必要な書類で、申請窓口がある新潟市中央区の「ふるまち庁舎」には、4日の朝から多くの人が訪れました。

「壁が崩れちゃって、ひび割れて欠けたところもあって…」
「こういう届け出があるんだから行きなさいって、娘たちに急かされて来た」
52か所で液状化現象が発生した西区では、住民が区役所に詰めかけたために急きょ臨時の窓口を設けて対応をしました。
「とにかく早く直して一歩でも早く進みたい。またすぐに地震が来ないか心配」

新潟市によりますと、申請受付後に市の職員が現地調査を行って家屋の被害状況を確認した後で、罹災証明書が発行されるということです。
【新潟市財務部税制課 相崎一成課長補佐】
「判定までには、通常でも2週間程度かかるが、今回の震災の状況ですと相当それ以上にかかると考えています」
新潟市では、被害があった部分を「修復する前に被害状況を写真で撮っておく」ように呼び掛けています。
新潟県では上越市で4日から罹災証明書の発行が始まっています。