海外の患者の受け入れ体制の拡充を 

混とんとした社会情勢の中で平和を願いながら、嘉数さんは、医療環境が整わず苦しむミャンマーの患者を今後さらに多く受け入れられる体制づくりをしていきたいと話します。

ジャパンハート小児科医 嘉数真理子さん
「2年後に新病院を新しく小児病院をカンボジアに作ってさらに活動を広げて、海外からもミャンマーやラオスとかからも、患者さんを受け入れる予定っていうのはあるので、それをジャパンハートの新しい病院に向けて、カンボジア人スタッフどんどん鍛えていくのを継続していきたいと思っています」

また今後、故郷の沖縄でも、子どもの貧困問題に医師の視点から向き合う活動をしたいと話します。

ジャパンハート小児科医 嘉数真理子さん
「社会のことと教育のことだとか、そういったものをもっと広い範囲で考えてサポートしていけるようなものは何かできないかというのを、海外の経験で学んだので、それを県内でも生かしていきたい」