2024年に入り、能登半島地震、羽田空港の航空機事故、山手線内の殺傷事件など、連日ショッキングなニュースが相次いでいます。こうした中、SNS上には、一般人が撮影した写真や動画が多く投稿されていて、緊迫感あふれる生々しい現場の様子を確認することができます。
ただ、災害や事故の記録を残すことができる一方で、撮影中は視野が狭まったりし、二次災害などの危険性が考えられるのも事実です。なぜ現代人は、様々な事象にカメラを向けたくなるのでしょうか。
今、SNS上には、能登半島地震発生時の揺れや土石流、羽田空港の航空機事故の際の機内の様子や避難時の様子など、様々な映像がアップ・拡散されていて、映像や音声からは、現場の危機感や恐怖感などをリアルに感じることができます。
この他にもSNSには、一般の人が事件事故に遭遇し撮影した様々な映像、あるいはそうした状況を大勢の人が撮影する様子もアップされています。
事件事故災害などが起きた際、なぜ人々はカメラを向けたくなるのでしょうか。心理学の専門家に話を聞きました。