能登半島地震の発生を受けて、秋田県の佐竹知事は4日、被災地への職員派遣へ準備を進めていることを明らかにしました。今年初めての会見で述べたもので、正式な要請はまだ来ていないとしています。

秋田県総合防災課によりますと、厚生労働省からは保健師2、3人と事務職員1人のチームを派遣できるか調整の依頼があったということで、早ければ6日土曜日の派遣となる可能性があります。

総務省からは県と市町村の職員合わせて20人程度、1か月ほどの派遣ができるよう準備して欲しいとの意向が伝えられたということです。要請があった場合の派遣先は石川県内の被災自治体となります。

このほか、物資の支援として、秋田県が備蓄している石油ストーブや毛布、タオルなどを被災地にスムーズに送れるよう、リストアップしています。依頼はまだ来ていないということです。