岩手県宮古市は4日、能登半島地震で被災した石川県に支援物資として防災用簡易トイレを送りました。

これは4日の会見で山本正徳市長が明らかにしたものです。

送ったのは宮古市の避難所用に備蓄されていた防災用の簡易トイレ100個入り合わせて8箱で、各地で物資を集め石川県への発送を行っている青年会議所を通じて送られます。

山本市長は、「支援が負担にならないよう配慮しながら、様々な支援を行う準備はしている。簡易トイレが無いということで届けるよう手配した」と述べました。

石川県金沢市は東日本大震災が発生した翌年の2012年から2013年にかけて、「震災がれき」の広域処理として岩手県宮古市で回収された漁具や漁網の市内での埋め立てを受け入れています。