能登半島地震を受けた救助や支援活動のため、海上自衛隊は大型のホバークラフトを使って海から重機や支援物資を陸揚げする作業を開始しました。

木原防衛大臣
「輪島市の北側の海岸にある大川浜に上陸をし、海上から重機や支援物資を積載したトラックと輸送いたします」

午前8時半ごろ、石川県輪島市の沖合に到着した海上自衛隊の輸送艦「おおすみ」には▼ブルドーザー2台、▼油圧ショベル2台、▼けん引車5台、▼トラック14台、▼ダンプカー4台などの重機や支援物資が積載されています。

砂浜に乗り上げることが可能な大型のホバークラフト2艇を使って順次、輪島市の大川浜に陸揚げしたうえで、今後、重機によるがれきの撤去作業を実施し孤立地域の解消を目指す予定です。

また、木原防衛大臣は5日から9日まで富山県氷見市の「氷見市ふれあいスポーツセンター」で炊き出しなどの支援を実施することもあわせて発表しました。