能登半島地震を受け海外からお見舞いのメッセージが相次いで寄せられています。

台湾の蔡英文総統は被災者たちへのお見舞いのコメントをSNS上で発表しました。

コメントは、「現地の皆さまが無事であること、そして一日も早く日常生活を取り戻せるようお祈り申し上げます」と日本語で投稿されていて、外交部を通じて必要な協力を提供する用意があると日本側に伝えたとしています。

台湾の内政部によると、4人の医師を含む160人の救助隊がすでに出動できる態勢となっていて、日本から要請があれば専用機で被災地に向かうということです。

韓国の尹錫悦大統領も、岸田総理に宛てたお見舞いのメッセージで、犠牲者と遺族に対し慰労と哀悼の意を伝え連帯を表明しました。被災地の復旧に向け支援する考えを示すとともに、被害を受けた地域の人たちが一日も早く日常に戻れるよう祈念するとしています。

また、イギリスのスナク首相は「私の思いは、被害を受けたすべての人々と共にあります」などとする声明を出し支援の用意があるとしていて、フランスのマクロン大統領も日本との連帯を表明。岸田総理に「フランスの支援を頼ってほしい」と呼びかけています。

カナダのトルドー首相も「カナダは、パートナーであり友人である日本とともにある」として支援の意向を示しています。