大晦日を迎えた31日の長崎市の商店街では、明るい一年を迎えようと市民が正月用品の買い物に勤しんでいました。

「いらっしゃいませ鏡餅いかがですか?」

長崎市で創業50年以上を数える平井餅まんじゅう。
つきたてほやほやのお餅を次々と作りきょうだけでおよそ1万個のお餅を販売します。

今年の大みそかについて店主の平井栄一さんは
「人通りも多くなって明るくなった感じはあります」と話していました。

長崎市の新大工商店街では正月用の飾りや刺身といったご馳走を求める市民が午前中から道に溢れていました。

一方、老舗のそば屋では持ち帰り用を含めた蕎麦1000食以上を販売することにしており、一足早く縁起物の蕎麦を味わいたいと昼頃からは現地でほかほかの蕎麦を食べる人の姿も見られました。

蕎麦を楽しんでいたお客の一人は「来年はのんびりとゆっくりマイペースに生きたいです」と話していました。

新たな年は細く長く健康な1年になりますように。