カラダ:大晦日や元旦も、必ず日常と同じ時間に起床

冬休みといえど、学校がある日と同じ時間に起きることが大切です。

休み中は生活のリズムが乱れがちですが、普段よりも勉強時間があることも事実です。

冬休みは勉強時間と比例して、成績の変動が大きくなる時期となり、冬休み期間全体での目標をたてることをおすすめします。

よくある相談で、「大晦日やお正月も勉強ですよね?」と質問される保護者の方がいます。

これは1時間も無駄にさせない方がいいですよね?というようなニュアンスだと思うのですが、正直言って、例えば年末の特番を見る4時間とか、初詣に行く3時間とか、そこを削っても合否には影響はありません。

ぜひ、年末年始は家族やお友だちとリフレッシュする時間もとって、これからまだ続く受験勉強に向けて気持ちを入れ直す機会にしてもらえればと思います。

4時間を削ることに不安を抱えるよりも、長い受験を戦い続けることができるように、身体も心もリフレッシュする時間を確保してもらえたらと思います。

もちろんお子さまが「その時間も勉強をしたい」と言うなら、それを止める必要はありませんが、息抜きしてもいいんだよ?と優しく声がけしてあげてみてください。

また、受験期に近づくとストレスでお腹を壊す子どもも増えます。お正月だからと暴飲暴食をせず、消化に良いものを食べてさせてあげることにも気を付けましょう。

勉強:教育熱心な親こそ絶対やめてほしい勉強法

教育に熱心なのは良いですが、この時期親の過干渉から、言いたいことが言えず力が伸びない子どもをよく見かけます。

親は勉強に口出ししたくなる気持ちを我慢して、勉強以外の話題も併せて満遍なくお子さんに話しかけ、今何を感じているのか、サポートしてあげられることは何かなど、心の内側を見つめてみましょう。

一方で学習のカリキュラムなどは、学校の先生や塾の講師など第三者に積極的に相談してアドバイスをもらうとよいと思います。

客観的にいまなにをすべきか、決めつけずに冷静な意見を求められる環境は活用しましょう。

以上3点がポイントとなりますが、お子さまにとって、自宅が落ち着いて勉強に取り組める場所であるように、家族関係を良好に保ち、家族が気にしすぎて余計なプレッシャーを与えないようにするということに気を付けていただきたいと思います。