オリックスからポスティングシステムでドジャース移籍が決まった山本由伸(25)が28日(日本時間)、本拠地のドジャー・スタジアムで入団会見を行った。冒頭、英語で挨拶した山本は続けて日本語で感謝の気持ちを述べた。以下、会見の全文。
山本由伸選手:Good afternoon. My name is Yoshinobu Yamamoto of the LA Dodgers. I am beyond excited to become a member of this historic franchise and cannot express how much it means to me to be able to call Los Angeles my new home.(こんにちは。LAドジャースの山本由伸です。この歴史ある球団の一員になれたことを大変うれしく思っています。そしてロサンゼルスを新しいホームと呼べることがどれほど大きな意味を持つか、言葉では言い表せません)
たくさんの方々のおかげで今、僕はここにいることができています。
何度も日本に来ていただき、このような高く評価をしていただき、メジャーリーグでプレーをする機会をくださった。ドジャースの関係者の皆様、皆様に本当に感謝いたします。
そして今回のメジャー移籍に際し、たくさんのチームが興味を持っていただき、熱心に誘っていただきました。本当に選手冥利につきる1ヶ月でした。
どのチームもそれぞれ素晴らしい魅力があり、最後の最後まで悩み抜いた結果、お断りせざるを得なかったチームの皆様に関しましても、貴重な時間を僕のために割いていただき、本当に感謝申し上げます。
さらに今回、メジャー移籍にあたり、僕の希望を最大限に叶えるべく、ご尽力いただきました代理人のジョエル・ウルフさんを初め、ワッサーマンの皆様、これまで僕の野球人生に関わっていただいた全ての関係者の皆様、そしていつも変わらず見守ってくれている家族の皆様にこの場をお借りして感謝の気持ちを伝えたいと思います。本当にありがとうございました。
今日からはドジャースの一員として、ワールドチャンピオンになれるワールドチャンピオンになるために、もっと野球がうまくなれるよう、新しい毎日を過ごしていくことを、ロサンゼルスのファンの皆様にお約束します。
今日からは本当の意味で憧れるのを辞めなければいけません。自分自身が憧れてもらえるような選手になれるよう頑張ります。
thank you
Q.ドジャースに決めた理由
山本選手:
自分の中で本当に勝ちたいという気持ちと、また勝ち続けたいという、ところが、すごく自分の中でも、優先順位に置いていた決断の理由だったので、やっぱりそこに一番近いのは、
ドジャースじゃないかなと感じたので決断しました。
Q.大谷選手の契約で獲得が可能になったことについて
山本選手:
本当にフロントの皆様とお話をさせていただいても、やはりその勝つことへの強い気持ちをすごく感じましたし、やはりそういった選手の皆さんも、同じ気持ちで戦っているんだなっていうのは、はい。すごく感じました。
Q.最終的な判断にドジャースとの面会が与えた影響は
山本選手:
そうですね本当に報道にあった通り選手にお会いさせていただいて、ゆっくり話す機会もいただいたのも、もちろんすごくチームの雰囲気だったりも感じ取れてすごく良かったですし、やっぱり何よりフロントの皆様が、すごい、人としてもすごく信頼ができるなと感じましたし、この先の何年かの野球人生を任せられるなと、はい、感じました。
Q.ドジャースに過去日本人が多く在籍したことが影響を与えた?
山本選手:
それが理由で決断したわけではありませんが、僕が19歳のときにも、ここでプレーオフ観戦して、そこで前田健太さんが登板してるのも実際に見ましたし、やっぱりそのときからメジャーへの思いはすごく強くなったと思います。
Q.メジャー移籍の最大の課題は?
山本選手:
やっぱりもう本当に全てが変わりますし、生活する国が変わるっていうのも、やはりすごく大きなことだと思うので、そこに向けて食生活であったり、中4日に対応するためのトレーニングだったり、いろいろと試行錯誤はしてきましたけど、これからまたスタートするということで、チームの皆さんと相談しながら、いろいろ試しながら、はい、最善を尽くしたいと思います。
Q.大谷がいることは決断にどのくらい影響した?
山本選手:
いや大谷さんがもし仮に他のチームを選んだとしても、もしかしたら僕はドジャースを選んでいたかなと。思いますけど、やっぱり大谷さんは、日本人選手としてだけしてだけではなく、やっぱりメジャーのメジャーリーグの中でも、トップ選手だと、思っているので、本当に大谷さんがドジャースを選んだっていうのは、決断の一つの理由となりました。
Q.ドジャースファンだと聞いたんですが、好きになったきっかけは?
山本選手:
いや、ドジャースファンだったわけではないです(笑)。好きな球団ですけど、なんかそういうファンだったから決断したとかでは全くないです(笑)。
Q.実際に大谷選手が勧誘される場にいらっしゃったというふうに報道されてますが、そのときに大谷選手からどのような言葉をかけられた。実際に大谷選手の思いというか、そういうものが心を揺さぶったのかどうかちょっと教えてください。
山本選手:
(大谷選手からは)ミーティングというか球場でお会いしたときには、「本当に悔いのない、決断をしてね」と。またその中でわからないことがあったら何でも聞いてねと。と言っていただきました。
Q.伝統ある球団を希望をしたと聞いたが
山本選手:
やっぱり伝統のある球団でプレーできることはすごく嬉しく思いますけど、そこでプレーしたかったっていうよりは本当に勝ちたいという気持ちと、その勝ち続けられるそんな球団でプレーしたいなと、そう思ってました。
Q.ドジャースファンにはどんなところをみてもらいたい
山本選手:
やっぱり皆さんも勝ちたいという同じ気持ちで応援してくださってると思いますし、僕も勝つために来たので、はい。その全力の全力プレー、その姿勢を見ていただきたいです。
Q.今回の契約がメジャーリーグの投手史上最高の契約だと言われてますけども、山本選手自身この契約、率直にどのように思っているのかまたどのように受け止めていらっしゃいますか。
山本選手:
(12年約460億円について)高く評価していただいたなと感謝していますし、これからしっかり活躍してその期待を裏切らないように全力で頑張りたいと思います。
Q.憧れのメジャーリーグ挑戦でワクワク感が強いのか、より責任感をかんじているのか
山本選手:
やっぱり、ここは一つ目指していたとこなので、ついにここまでこれたなという、もちろん嬉しさもありますし、やっぱりこれから本当に厳しいことがたくさんあると思うので、はい、もっと頑張らないといけないなと、心から思っています。
Q.ロサンゼルスの印象は?
山本選手:
何度か(ファンに)声をかけていただいて写真を撮ったりしました。
Q.ドラフト4位で、高卒で入団されてからは25歳という若さで、このメジャーリーグに挑戦できたこと、当時、高校時代の自分が今の自分を見たらどう思うと思われますか。
山本選手:
そうですね、やっぱり高校生のときも、今も変わらず、とにかく必死に毎日をやってるんですけど。本当にいい指導者に巡り会えて、本当に運よくここまでこれたので、そうですねすごく順調な野球人生なので、どうでしょうね。はい。高校生の僕も驚くんじゃないかなと思います。
Q.ドジャースタジアムの印象は?
山本選手:
本当に綺麗というか美しいですし、はい、すごく気持ちが高まりました。
Q.6年前にプレーオフを観戦したのは
山本選手:
いや本当にプレーオフを見たいということで、来たんですが、オークランドに行って、試合も見ましたし、はい、とにかくプレーをみたくてきました。














