
計画段階で安全管理ができていなかったことや、別のアトラクションに人手をとられ、スライダーに対する危険認識が薄かったことがあげられたほか、スタッフ間での情報共有ができていなかったことが課題として挙げられています。
事故が起こった直後、ぶつかって泣いていた男子児童を車で休ませていたということですが、スタッフらは事故の内容について共有できていなかったと言います。
また、この日は日差しが強く、朝から活動を続けていたことから、熱中症だとスタッフが思い、救急車を呼ばず、寝てしまった男子児童をスタッフが見守っていましたが、父親が迎えに来るまで、男子児童が呼吸をしていないことに気が付かなかったということです。
イベントの指揮をとる責任者がおらず、現場に事故対応の判断をできる人がいなかったことも、問題点としてあがっていて、今後はこうした課題を踏まえ再発防止策について話し合いを行っていくとしています。