長崎県五島市では年末に向けて需要が高まる養殖クロマグロの出荷がピークを迎えている。

全国有数の養殖マグロの産地長崎県。
このうち、五島市の「ツナドリーム五島」は、卵のふ化から稚魚の育成、産卵までのサイクルを人工的に行う完全養殖でマグロを育てています。

4年ほどかけて重さ45キロ前後まで育ったクロマグロが水揚げされていきます。鮮度を落とさないよう血抜きなどの処理を行い氷漬けして出荷します。

ツナドリーム五島の志田宗久所長
「しっかりエサを食べいい状態で出荷することができた。中トロ、大トロといったグラデーションのしっかりしたマグロで赤身が特に人気です」

ツナドリーム五島では年末までに50本ほどを主に関東の市場などに出荷するということです。