自民党派閥の政治資金パーティーに関する疑惑を巡り、安倍派では参院選を控えた議員が販売したパーティー券の全額がキックバックされていたことがわかりました。県関係では赤池誠章参議院議員が安倍派に所属しています。

安倍派の政治資金パーティーでは、ノルマを超えるとパーティー券の収入が議員側にキックバックされ、一部は政治資金収支報告書に記載されず、裏金になった疑いがあります。

その後の関係者への取材で安倍派では、その年に選挙を控えた参議院議員が販売したパーティー券分を全額その議員にキックバックしていたことがわかりました。

2019年の参院選などで行われ、ノルマを免除して選挙費用に充てる特例だったとみられています。

県関係では安倍派に所属する2019年の参院選の比例で当選している赤池誠章参議院議員の事務所はUTYの取材に対し、「状況が変わっていないので全て含めて これまでコメントしたとおりです」と話しています。