強い寒気の影響で長崎県内は22日昼過ぎにかけて平地でも大雪となる恐れがあります。午後6時15分現在のJR長崎駅前の様子をリポートします。

友成由紀アナウンサー:
長崎市上空は雪が舞っています。 JR長崎駅前です。
30分ほど前にこの場所に着きましたが、立っているだけで足先、手先がかじかむような寒さを感じます。時折冷たい風が吹きますので、肌に雪が打ち付けて非常に冷たいです。

会社帰りの方や学校帰りの方、寒さに身を縮めながら足早に過ぎ去っていく様子が伺えます。長崎駅前の道路は目立った混雑は見られません。比較的スムーズに動いています。

路面電車、バス停にはたくさんの帰路につく人の姿が見られます。
バス停で待つ人たちに話を聞いてみたところ、60代の男性会社員は「明日雪で会社に行けないかもしれないので在宅用にパソコンを持ち帰っている」ということでした。
湿った雪が降り続いていて路面が濡れています。
22日は大雪の予想が出ています。路面凍結の恐れもあります。
22日、通勤通学される方はお気をつけください。
以上、JR長崎駅前から中継でした。
この後の雪の降り方について
平地真菜気象予報士:
すでに 上空には強い関係が流れ込んでいるんですが、この後、日付が変わるころから22日の昼前にかけては寒気のピークとなりそうです。
この先の寒気の様子を見ていきますと、今夜(21日夜)から、南部や北部、五島にある寒気は上空 1,500メートルがマイナス9度以下。壱岐や対馬にはマイナス12度以下の強い寒気が流れ込んでいます 。
平地で雪がたくさん降れば《積もってもおかしくないような強い寒気》です。







予想されている雪と雨の予想です。
午後7時以降、特に五島や西彼杵半島に次々と雪雲が流れてくる予想となっています。そして22日の朝にかけて断続的に雪が降ると予想されます。









22日の夕方にかけて 予想されている雪の量を改めて見てみますと、特に五島で多くなる予想です。
<五島>と、<南部・北部の山地>は同じような降雪量の予想となっていますので、五島の方は特に大雪に警戒が必要です。
また 南部や北部の平地でも10cm という予想です

この<雪雲の予想図>では現れていない<県の北部>などにも雪雲が流れ込むとみられます。
南部や北部の平地でも、この後、日付が変わる頃から22日の昼前ぐらいにかけて広く降る可能性があります。
路面の凍結 などに注意してください。