ことし1年の長崎県内の動きを振り返る『2023長崎この1年』4回目は、長崎初の国際会合や激戦となった衆議院議員補欠選挙、政治資金問題などを巡る長崎県政です。

新型コロナの5類引き下げ。
10月には、長崎と上海を結ぶ定期国際線が3年8か月ぶりに復活するなど、海外との交流がようやく再開しました。

上海から長崎へ:
「興奮して感動しちゃって。久しぶりの長崎で何でも楽しみにしている」

5月、長崎では初めてとなる国際会合も──

古くから世界の医療に貢献してきた町として『G7保健大臣会合』の開催地に選ばれ、感染症など世界的な健康課題への対応などが議論されました。

2日間で5億円以上の経済波及効果があったとされています。

10月、連日、大物政治家が来県しました。

岸田総理大臣:
「大規模な経済対策これをまとめる。こういった取り組みを進めています」

枝野衆院議員:
「ガソリン税下げればこれだけでも皆さんの生活に大きく影響を与えるんじゃないですか」

岸田内閣の中間評価がかかった衆議院長崎4区の補欠選挙。
北村誠吾氏の死去にともなって行われた与野党一騎打ちの激しい選挙戦は、自民党の新人・金子容三さんが7千票差で制しました。

その自民党では、政治資金パーティーを巡る問題が浮上し、岸田政権は大きな危機に直面しています。