ダイハツが全ての車種の出荷を停止。社長が謝罪しました。

 (ダイハツ工業 奥平総一郎社長)「申し訳ございませんでした」

 ダイハツ工業は自動車の安全性を確認するための衝突試験を正しく行わず、不正なデータを用いて国の認証を取得していたことが明らかになっています。第三者委員会による調査の結果、不正は1989年から確認され、新たに25の試験項目で174の不正があったことが判明。ダイハツは12月20日、国内外全ての車種で出荷を停止することを決め、社長が謝罪しました。

 (ダイハツ工業 奥平総一郎社長)「その(不正)行為を生み出す環境を作った責任は経営陣にあります。自動車メーカーとして根幹を揺るがす事態であると大変重く受け止めております」

 国土交通省は12月21日、大阪のダイハツ本社に立ち入り検査を行う予定です。