ライブカメラや除雪車を配備 除雪対象路線並みに対策を強化

岡本幸 記者
「積雪の状況や道路の混み具合をリアルタイムで把握してもらおうと、今月から、安佐南区は、道路脇のポールの上にライブカメラを設置して、ホームページで配信をしています。」

配信は基本的に10分おきに1枚。スマートフォンからでも確認することが可能です。さらに…

岡本幸 記者
「先ほどのライブカメラから、およそ3キロほど西側です。坂の上にあたる場所に佐伯区は、除雪車を常駐させることにしました。」

去年12月の事態を受けて、ことし1月には臨時的に配備され、今シーズンも、15日から来年の2月まで、いつでも出動できる態勢となりました。

佐伯区維持管理課 野上勝則 維持補修担当課長
「交通量が特に多いので、通勤とか通学の、生活に直結する路線ですから、除雪対象路線ではないんですけれども、除雪対象路線並みに、対応をするという風に決めました。」

付近の自治会からは、およそ1900人分の署名と共に凍結対策を求める要望が提出されています。

佐伯区は、凍結防止剤の散布を委託する業者を今月から2社に拡充。安佐南区とともに、凍結防止に向けた迅速な対応が取れるように注力するということです。