寒波の度に“立ち往生”続発で大渋滞 広島市郊外の幹線道路

“強烈寒波”が到来する中で、車の立ち往生や事故が相次いで大渋滞する幹線道路で新たな対策です。広島市郊外にある高低差100メートル以上ある幹線道路の坂道で凍結対策が強化されます。

広島市安佐南区と佐伯区を走る「西風新都中央線」。広島市北西部のベッドタウンと広島市中心部を結ぶ主要道路です。そのうちアストラムラインの大塚駅と石内北地区までのおよそ3キロは、高低差は100メートル以上あって勾配が続きます。

寒波が到来すると雪雲が流れこみやすく路面が積雪・凍結するため、立ち往生する車が続出します。広島市中心部から近いためノーマルタイヤでやってくる車も多く、寒波の度に大渋滞が発生している路線です。

去年12月23日には、スリップによる追突事故が8件発生するなど、道路の凍結対策が課題となっていました。