県外で活躍する青森県民を紹介するターニングポイント。人生の転機となったそのとき、どのような思いや決意があったのでしょうか。今回のストーリーは、青森市出身・Rave DJ 3KATE2。

rave(レイヴ)とは、ダンス音楽を流す大規模な音楽イベントのこと。3KATE2(サンカテツ)は現在、愛知県名古屋市でレイヴイベントやクラブなどでRave DJとして活動している。

きっかけはゲーム音楽だった

子供の頃の3KATE2は今と違い、音楽には縁がなく、部長として一生懸命部活に取り組んでいた。

3KATE2
「小学校時代は卓球部で、中学からは剣道やってるんですけど、週7日間部活動って感じで、音楽とか全然触れてなかったですね」

建築士だった祖父の影響で小さい頃からの夢はモノ作り。八戸の高専に進学し、機械工学を学んだ。その頃好きだったのがゲーム。そのゲーム音楽が彼に大きな影響を与えた。

3KATE2
「当時一緒にゲームをやってた仲間から『この曲好きだったらこんなのあるから聴いてみない』っていうふうにいろいろ音楽を教えてもらった時に、こんな面白い世界あるのかと思ってすごいビビッときてからは、もうひたすら、音楽面白い、音楽面白いってのめり込んでいく一方でしたね」

ダンスミュージックやクラブミュージックに興味を持ち始めていた頃、知り合いのイベントに誘われ遊びに行ったのがきっかけで、本格的にDJというものに興味を持ち始める。