2018年の第4次安倍改造内閣で法務大臣として入閣した山下貴司氏は、安倍晋三元総理が銃撃され心肺停止の状態となっているとの一報を聞き、驚きを隠せない様子でした。

(第4次安倍改造内閣 法務大臣 山下貴司 衆議院議員)
「遊説中だったんですが、休憩の時この一報が入ってきて、私もただちに情報収集をしているんです。きのう(7日)岡山市民会館で直接お会いして、元気づけていただいただけに、衝撃を受けています」

「そして誰よりもテロを憎んでいたから『テロ等準備罪』の整備などをやっておられた。国民の皆さんに、お話を伝えるためであれば前に出て国民に直接伝えようとされていた。それだけに、本当にテロを一番憎んでいた。そしてテロ等準備罪の整備にも尽力された安倍元総理が、こうやってテロに倒れるというのは、本当に深い悲しみだし、憤りを覚えます」

「一日も早い回復を祈っています。本当に厳しい状況の中から、自民党を立ち上がらせて。自らの政治生命も厳しい中からも、あれだけの復活をされた方ですから、必ず復活されると信じています。法務大臣に任命していただいたものとして、こうしたテロが日本国内で起こるということ、これを許してしまった事について私も責任の一端を感じているところであります。」
「閣僚として久しくお仕えしましたからね、岡山でいえば、ハンセン病の家族訴訟の控訴断念も安倍元総理の執務室で、安倍元総理自身が決意してくださった。あの場面が目に焼き付いていますね。そういった安倍元総理の決断に満ちたお姿、もう一度あの姿を見せて欲しい。テロと戦ってほしいし、激動する国際情勢と戦ってほしいと思っています。本当に一日も早い回復を祈っています」