推薦入試は?「調査書点」で女子の割合が上がる可能性
推薦入試は、今年度初めて男女合同選抜制を導入することになります。
受験情報に詳しい、個別指導塾「スクールIE」の金子映夫さんは、「大きな影響が予想されるのは調査書点」と話します。
スクールIE直営教務課 金子映夫さん
「推薦入試では調査書点の比重が大きく、不足分を学力検査で補うことができません。一般的に、内申点は男子より女子の方が高い傾向にあるので、特に調査書点の比重が大きい推薦選抜では、推薦合格者の中の女子の割合が上がる可能性があります。するとそれを警戒して、男子受験生が、推薦による志望校のランクを下げる流れが生じるなどの影響も予想されます」
インターネット出願サイトは12月20日(水曜日)公開予定
東京都教育委員会は12月6日、2024年度都立高校入試について、都立高校全校で実施されるインターネット出願について、手続きの流れをまとめたページを公開しました。
それによると、出願サイトは12月20日(水曜日)午前0時から公開予定です。
※それまでは、ID・パスワードが正しくてもログインできません
【出願の手順】(東京都教育委員会HPより 12月19日現在)
・志願者は、志願する都立高校専用の出願サイトへアクセスし、メールアドレスを登録してユーザIDを取得します。
・出願サイトのマイページから顔写真データ(JPEG又はPNG形式)を登録します。
・入学願書に記載する志願者情報(志願者氏名、生年月日、中学校名、保護者氏名、現住所など)を入力し、一時保存します。
・中学校の先生に入力が完了したことを伝えます。中学校では、入力した内容を確認し、承認の手続きを行います。
・中学校から出願の承認を受けたら、入学考査料の支払いの手続きが可能になります。出願サイト上でのクレジットカード決済または納付書による支払いのどちらかを選択します。
(納付書による支払いの場合、金融機関の窓口での支払い後、領収証書の写真を出願サイトへアップロードする必要があります。金融機関の窓口での支払いは中学校の承認前でも可能ですが、領収証書の写真のアップロードは中学校での承認後しか行えません)
・入学考査料の支払いが完了すると、出願サイト上での操作が完了します。
・出願に要する書類(調査書等)を中学校から高校へ送付することで出願が完了します。