「相聞歌」で知名度全国区に
香川県宇多津町は2006年に恋人の聖地に認定されたことをきっかけに、2007年度から「恋」をお題に「平成相聞歌」を募集し、優秀作品を表彰しています。現在は「令和相聞歌」と名称が変更されています。実行委員会によると、これまでに例年3,000~3,500作品の応募がありましたが、「令和相聞歌」になって、毎回約15,500作品が寄せられているそうです。
「あるだけの 好きを詰め込む 雪つぶて」
(作:クラウド坂の上) 第4回令和相聞歌最優秀賞
メールで応募できる手軽さから、全国各地から作品が集まっていて、「令和相聞歌」となって5回目を迎える今回は、香川県(493作品)、静岡県(402作品)、東京都(295作品)からの応募がトップ3。以前はハワイに賞品を送ったこともあったそうです。
「相聞歌」を始めてから宇多津町の認知度が全国的に上がり、さらに授賞式に県外から多くの受賞者に参加してもらうことで、町の魅力を直接発信できるようになったと実行委員会は、その開催メリットを説明しています。
今回の応募作品については、2023年12月14日から2024年1月4日まで、ホームページ上で投票が行われ、1月19日に結果が発表されるということです。
