気象庁は19日午後、2024年1月から3月にかけての3か月予報を発表しました。それによりますと、3か月間の平均気温は東日本と西日本、そして沖縄・奄美がいずれも「平年より高い確率60パーセント、平年並みの確率30パーセント、平年より低い確率10パーセント」と、高温傾向が予想されています。

全国の2024年1~3月の平均気温(気象庁HPより)

また、宮城を含む北日本の3か月間の平均気温は「平年より高い確率50パーセント、平年並みの確率30パーセント、平年より低い確率20パーセント」と、こちらも東日本・西日本ほどではないものの気温は高い傾向です。

東北地方の月ごとの3か月予報

ということで、全国的に「暖冬傾向」のち「春の訪れも早く」なりそうです。冬型の気圧配置が弱く、寒気の影響を例年よりは受けにくいためです。

ただ、これはあくまでも3か月間トータルの「平均した」気温が平年より高くなるであろう、というだけで、例年より寒さが厳しくなる時期も何回かはあると考えられます。「暖冬」だからと言ってずっと暖かい日が続く、というわけではないことを頭に入れておきましょう。