黙々と芸術に向き合う中…スポーツは「いい時間」

 この映像は、荒木さんたちサッカー部が移転前のグラウンドでサッカーの練習していたときの様子です。グラウンドの広さは今の約4倍。大学公認の部活で、日々、精力的に活動していたといいます。

荒木颯太さん「普通に、前の校舎でできていたものが急に禁止にされて。当初ちょっと怒りじゃないですけれどもなんで?と」

 こうして活動はできなくなり、休部状態に。いまは制作室にこもる日々を送っています。この日は木に“摺り用うるし”を塗る、拭きうるしの作業をしていました。「漆工」を学ぶ荒木さん、作品づくりは孤独な時間だといいます。

荒木さん「9~10時間ぐらい、1人で黙々と、誰とも喋らず制作するときもあるので、やはりほかの専攻、ほかの学年の人たちと一緒にスポーツするのは、すごくいい時間だった」