迎えた後半。リザーブに名を連ねていた代表選手を次々と送り込むワイルドナイツ。1人1人がより強いヒットと技術レベルの高さを見せて一気に突き放します。後半開始3分、途中出場の長田智希選手が鮮やかステップを見せてトライを奪うと、さらに1トライを加えた後の17分、今度は前半途中から交代で入ってスクラムでの存在感を示していたヴァルアサエリ愛選手が、FW第1列とは思えない俊敏さを見せて中央にトライ。そして23分には、坂手選手に代わってフッカーの位置に入っていた堀江翔太選手が、ゴール前のモール攻撃をうまくコントロールして自らトライ。選手層の厚さをまざまざと見せつけて、その後も確実に得点を加えた埼玉ワイルドナイツ。49対0で花園近鉄ライナーズを下し、開幕2連勝を飾りました。