宮崎県延岡市で発生した交通事故で意識不明の女性に救命措置を行ったなどとして市内の会社員や看護師5人に、延岡警察署から感謝状が贈られました。

感謝状が贈られたのは、いずれも延岡市の会社員、倉本俊一さん・芳美さん夫婦と富山さくらさん、それに、いずれも看護師の澤田慶恵さんと酒井真純さんの5人です。

先月23日、市内で交通事故が発生した際に、その様子を目撃した倉本さん夫婦が、追突した車の車内で、意識不明になっていた50代女性を確認。

富山さんが119番通報したほか、事故現場に居合わせた酒井さんと澤田さんが、心臓マッサージなど救命措置を行い、駆け付けた救急隊員に引き継いだものです。

(感謝状贈呈された倉本俊一さん)「我々が助けたという思いで非常に良かったなと思ってます」
(感謝状を贈呈された澤田慶恵さん)「今回は助かったということを聞いたので非常にうれしく思ってます」

事故にあった女性は、現在は回復していて、医師によると、心肺蘇生がなければ命が危険な状態だったということです。