子どもたちの探求心を育もうと、本物の骨格標本を使ってヒトの体について学ぶ講座が長崎県五島市で開かれました。
「頭をこっちで足をどんどん並べていこうか」

体のどこの骨なのか?
バラバラの状態から組み立てていきます。
この講座は子どもたちの探求心や課題解決力を育もうと、五島市などが開いたもので、市内の小中学生15人が参加しました。

江戸時代の本物のヒトの骨を、自分の体も触りながら体の形に合わせ並べていきます。
「これ何?」「石?」「膝触ってみ、硬くない?皿」
骨の形や特徴も学び性別や年齢を鑑定する体験にも挑戦しました。

●参加した子ども
「結構昔の骨なのに触ってわかるのが凄いと思った」
●参加した子ども
「骨で年齢とか性別までわかるということがわかりました」
●国立科学博物館・人類研究部人類史研究グループ・森田航さん
「何でこういうふうに動くのか?動くっていうことがどういうふうに起きているのかっていうことが面白いなと感じてもらえたら良いかなと思います」

子どもたちはまるで研究者のように熱心に観察していました。