今年11月の県内の企業倒産件数は5件で、過去10年間の11月では2番目に多かったことが分かりました。
民間の調査会社東京経済長崎支店によりますと、今年11月の県内の企業倒産件数は、長崎市で2件、諫早市、島原市、南島原市で各1件の計5件でした。
これは前年同月比で1件多く、過去10年間の11月の中では、2番目に多い件数でした。

業種の内訳は、建設業が2件、小売業、製造業、サービス業が各1件となっています。

東京経済では、いわゆるゼロゼロ融資の返済が本格化しており、今後、資金繰りの悪化から廃業を選択する企業が増加する可能性もあると見ています。