あのとき、夫は復職を目指していた

(夫を亡くした女性)子どもの成長を一緒に見られなかった寂しさや悲しみに襲われます。かと思えば、ついさっきまで一緒にいたように感じることもたくさんあります。毎日がその連続です。
夫は生前、資格を持ちやりがいをもって働いてたが、休職をして、退職を経てクリニックに通い始めた。家族のため、自分のために長く働ける環境を探していたという。しかし、ある日突然、事件が起きた。女性は最愛の夫を亡くし、まだ幼児といえる年齢の子どもがいる中で、悲しさと不安な気持ちに加え、経済的な負担がのしかかったという。
(夫を亡くした女性)遺体の搬送費用や死体検案書の費用を負担しました。当時は、そういった経済的な負担を被害者・遺族が強いられることにすら疑問を持つ余裕がありませんでした。一体、何の費用が請求されるかわからない中で、頭の隅でそろばんをはじきながら、葬儀の段取りです。














