エンゼルスからドジャースに移籍した大谷翔平投手(29)が日本時間15日、本拠地のドジャースタジアムで入団会見を行った。メジャー史上最高の総額7億ドル(約1015億円)で契約を結んだが、年俸の97%が後払いになったことに関して、その理由を明らかにした。

現地記者から「後払いの契約は翔平のアイデアなのか?他の球団も同じような条件だったのか?」との質問に対し、大谷は「もともと後払いっていうのは大型契約になると、どの選手にもつくものであるので、パーセンテージに関しては選手に一任するということだったのでそこを含めて自分が今受け取れる金額を我慢して、ペイロール(球団の総年俸)に柔軟性を持たせられるのであれば僕は全然後払いでいいですというのが、はじめですね」と、後払いにした理由を明かした。

また、他球団との契約条件については、「今も他の選手と契約をしている最中だと思うので、僕の口から具体的な球団名や交渉の内容に関しては、言うことができない」と結んだ。

大谷の年俸は7000万ドル(約101億5000万円)。ただ、そのうちの200万ドル(約2億9000万円)を24年から33年まで受け取り、残りの6800万ドルは34年から43年までに後払いされる契約となっている。