野党議員も戦々恐々?「検察がどこまでやるのかわからない、怖い」

――いまは野党の頑張りどころでは、と思うのですが、できることは内閣不信任案ぐらいでしょうか。

(武田氏)「内閣不信任案ぐらいしかないし、野党は、元々弱いから、議席の数がないから野党なわけで、できる手段は限られています。国会の最後に内閣不信任案を出す。これは憲法で認められている権利だから、それも躊躇したわけでしょ。出せるだけまだ良かった」

――内閣不信任案を出すだけじゃなくて、政治と金の問題、パーティーをどうすべきかを野党として言っていくことも、国民の受け皿となるチャンスと言えるんでしょうか。

(武田氏)「そうなんだけども、やっぱり否決されちゃうとか、野党が一枚岩ではない、というのが出ていて、どうも取材していると、野党の中にもパーティー券で危ないような、裏金かどうかわからないけれど、帳簿に記載していない人がいて、自分のすねに傷があるからびびっているのもあると、私は聞きました。

 パーティーである程度、予想以上に売り上げが伸びたら、それをどういうふうに処理するかは野党だって額は全然少ないけどもあるわけですよね。みんな怖いですよね。やりすぎたって安倍派は今検察に狙われているわけですが、検察がどこまでやるのかがわかんないっていうのが一番怖いところです」