全国の学校で進められている『がん教育』。
「がんについて学ぶことで 命の大切さを考えてもらいたい」そんな思いで授業に力を注いでいる、新潟市東区の大形小学校の教員を取材しました。
関根苑子キャスター
「6年生が授業で学ぶのは、がんについてです」
「なぜ、がんについて学ぶんだと思う?」
「予防するため!」
「いいところきたね」

授業をしているのは、駒沢里衣子先生(43)です。
5年前からがん教育を担当しています。

駒沢里衣子 教諭
「私も身近にがん患者がいますし、がんは身近な病気なんだけれども、『予防したり、早い発見で治る確率が高くなるんだよ』っていう前向きな授業になるようにと心掛けています」

2人に1人がなると言われている“がん”。
2017年の学習指導要領の改訂で、小学校の授業では「がんに触れること」、中学・高校では「授業で取り扱うこと」が明記されています。
大形小学校では、文科省の研修会で勉強してきた駒沢先生のオリジナル教材で学んでいます。

駒沢里衣子 教諭
「受けようよ、行こうよって、がん検診を勧めていない?なんで勧めている?」
がんは早期発見が大切です。
なぜ、がん検診が重要なのかを子どもたちに問いかけます。