■藤山被告の母親の証言

・被告は3つの勤務先で解雇、原因は全て同僚へのストーカー
・警察からの警告も3度
・Aさんとは、使い込みの返済めぐり面識
・そんな状態でも、私とは「友人でいたい」と言ってくれて、連絡取り合う
・別れた後もLINEなどが頻繁で、迷惑しているの連絡
・この件については「言わないで欲しい」と口止め
・4月ごろ(犯行1か月前)から息子の様子がいつにも増しておかしくなった
・「Aさんのことが頭から離れない、家の前に車がないと不安になる」
・「もう忘れなさい、また、逮捕されるよ」と言ったが、あきらめるのは難しいようだった

藤山功至容疑者の自宅アパート


・Aさんから「完全に関係を断ちたいので、お母さんが返済してくれいか」と連絡
・息子に伝えると「なんで母さんが返すんだ!9万円は払えない」と4万円だけ渡された
・同じころ、別の女性へのストーカーで、警察に「次は、逮捕する」と言われた
・Aさんがコンビニで同僚といた際、息子が現れ「今までお世話になりました」と
言った直後「おまえなんて、一生嫁に行けない」などの罵声を浴びせられたと連絡
・息子が帰宅するや否や「偶然、Aさんにコンビニで会った。本当だ」と、たずねてもいないのに弁明

・息子が仕事の合間に、残りの9万円を支払う
・領収書と手書きの念書をもらう
・それでもAさんは優しく「困ったことがあったら、連絡してくれていい」と言ってくれた

・「自分の身は、自分で守らなきゃ」と呟いていたのが最後の姿
・念書を息子に渡すと逆上し「何勝手なことしてるんだ」と叫び、念書を破って暴れる
・実の息子ながら恐怖でした
・「殺してやる」と言って家を出たので、Aさんに「家は危ない」と連絡
・本当に殺すとは思ってなかったので「殺してやる」と言っていたことは言えず
・その時、私の声が震えていることを指摘された
・Aさんに「私の気持ちわかったでしょ、私も怖くて震えている」と話したのが最後